Lesson2 エリアを作ろう
さて、ここからがシナリオ製作の始まりです!
【エリアを考えよう】
紙とエンピツで、想像を膨らませましょう。でも今回はこういうダンジョンを作りますと私が決めてしまいます。
【坑道1】→【坑道2】→【坑道3】→【坑道4】
坑道4にはボスを配置します。坑道1、坑道2、坑道3にはランダムエンカウントを配置します。
(私は実際のシナリオ製作においてもエリアを先に作ってしまうことを強くお勧めします。
冒険者が自由に移動できる空間というものは非常に重要だからです。)
【エリアを作ろう】
まずデータウィンドウを開きます。下図、カーソルのある位置にあるのがエリア作成のアイコンです。
クリックすると作成されます。
データウィンドウを見失ったり閉じてしまった場合は、ここをクリックします。
エリアは製作できましたか? 新規エリアという味気ない名前がついていますね。
坑道1という名前に変えてください。方法はWindowsの普通のファイルと一緒ですから簡単です。
名前の部分を二回クリックし、名前を入力します。
名前の変更はできましたか? では坑道1のエリアを開いてください。
ダブルクリックで開きます。何度も言うようですが、windowsのファイル操作と同じですよ。
【背景の設定】
下図は【坑道1】のエリアを開いたところです。
3つのタブ、【テーブルビュー】【シーンビュー】【イベントビュー】がありますね。
今は【テーブルビュー】タブを選択しています。
「▼を押すと選択が出てくる」のは、シナリオを新規作成したときと同じ挙動ですね。
まず背景を設定します。カードワースの背景には【背景】と【セル】の2種類がありますね。ここでは詳しく説明しませんが、それぞれ別の働きがあります。のちのち分かりますから、とりあえず作業を進めてくださいね。
【デフォルト】というのは、配布されるカードワース本体がもともと持っているデータのことを差します。【オリジナル】というのは製作中のシナリオフォルダにあるデータのことを差します。基本的には【オリジナル】のデータを使えば間違いがないです。(【デフォルト】はシナリオの容量を削減するときに活用したりします。)
【オリジナル】→【0.jpg】を選んでください。
真っ黒な背景になりました。
【シーンビュー】タブをクリックし、セルの作成をクリックします。下図の赤い○で囲ってあるボタンです。
こんな画面が出ますね。同様にダイアログでオリジナルを選択し、
坑道に使いたい背景画像【b_cave_九条のん.jpg】を選択します。
これは九条のん様がカードワース作者のために提供なさっている素材です。大感謝!
そのほかの素材も各々の作者様の提供です。敬意を忘れないようにしましょう。
位置情報を入力しますが、ここはシンプルに【冒険者の宿】スタイルで行きましょう。
上の状態で【OK】を押します。
はい。背景の設定ができました。これだけで随分シナリオらしくなってきたと思いませんか?
【冒険者の宿】を選択すると、自動で画像が配置されます。便利ですね!
【カードを配置しよう】
テーブルビューに戻ったら【メニューの作成】からカードを配置します。下図の赤丸部分です。
名前は必ず入力しましょう。名前がないカードは作ることができません。
【イメージ】とある欄に【読み込み】がありますが、これは使わないでおきましょう。
理由はシナリオ製作に習熟すればおのずと分かります。
イメージ格納の隣の▼クリックし・・・・・・。
奥へ向かう方向を表現する画像素材を選択します。これで【OK】を押す。
カードが配置されました。出来上がったメニューカードはドラッグ&ドロップで移動させることができます。
また、数値を入力して大きさや位置も変えられます。ちょっとやってみましょうか。
ここは見ていてくださいね。
上図でOKを押すと、こんな感じになります。
大きくなっちゃった!
それでは、同じ操作で下にあるようにカードを配置してください。自分でやってみてください。
できたらウインドウを閉じてくださいね。
【エリアを複製する】
簡単な操作です。下図のように元にしたいエリアを選択してください。
その後、複製をクリックしましょう。上図のボタンです。
このようにエリアの複製ができました。完全なコピーですが、【ファイル名】の部分が違いますね。
分かりやすいように名前を【坑道2】と変えておきましょう。
さて、これまでの操作を思い出して、下にあるような4つのエリアを用意してください。名前はこのようにします。
【坑道1】〜【坑道4】の内容は以下の通り。見ての通り複製したものですが・・・
・・・エリア4だけ、【奥へ】のメニューがない状態です。
できましたか? お疲れさまでした。次は「エリアを作ろう 〜エリアをつなげる〜」です。
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