Lesson3 エリアを作ろう 〜エリアをつなげる〜
4つのエリアが出来上がっていますね。
ここではそれらをつなげて、冒険者が行き来できるようにします。
【イベントビュー】のほうへシナリオ製作の比重が移っていきます。
【イベントを作ろう】 〜イベントノードの設置の方法〜
【坑道1】の【イベントビュー】を開いてください。
左側に並んでいるのがカードです。【奥へ】のメニューカードを選択し
【イベントの作成】をクリックしてイベントノードを作ります。下図。
↓できました↓
上図、左側に【奥へ】のカードの下に続いて【メニューイベント】とあるのが分かります。
これを【イベントノード】と呼びます。
右側がそのイベントノードの内容を表示する部分です。
【メニューイベント】というイベントノードを展開すると、【クリック】というマークが出てきます。(下図)
これはメニューカードにどんな操作が加えられると発火するイベントかということを表しています。
この場合、【奥へ】のカードをクリックすると、右側に出ている内容のイベントが発火するということです。
さて、イベントの内容を作ってみましょう。ここはとりあえず私がやるようにやってみてください。
【standard】パレットから【効果音】を選択(クリック)し、
その状態のまま開いているエリアビューに戻って
右側にある【メニューイベント】をクリックします。(上図)
はい。効果音コンテントが設置されました。簡単ですね!
【コンテント】というのはイベント内容に表示されている、アイコン一つ一つのことです。
ラッパのマークは【効果音コンテント】ですし、さっきは言いませんでしたが、
【メニューイベント】と右側に書いてある赤い三角のアイコンは【スタートコンテント】です。
・・・まあ、ここは深く考えずに作業を続けましょう。
効果音コンテントをダブルクリックすると展開されます。【デフォルト】を選択し
表示されるwavファイルの中から【効果(足音).wav】を選びます。再生することもできますよ。
できましたか?
次に【terminal】パレットから【エリア移動】を選択し、効果音の下に貼り付けます。
↓↓こんな具合に。
↓↓こうなっちゃだめですよ。
上図のようになった場合はドラッグ&ドロップで効果音の後ろにくっつけられます。便利ですね!
さて【エリア移動】コンテントを、効果音のときと同じようにダブルクリックして開きます。
エリアが並んでいますね。今は【坑道1】にいて、奥へをクリックして先に進むわけですから【坑道2】を選択します。
ここまで作ったことは
【奥へ】のメニューをクリックすると、【足音】の効果音が鳴り、冒険者が【坑道2】へ移動するというイベントです。
理解できていますでしょうか?
このようにスタートから始まってコンテントが連なったものを「(イベント)ツリー」と呼びます。
イベントツリーはコンテントの内容をエンジンで実現しながら下へ向かって実行していきます。
***
次は【戻る】のメニューカードにイベントをつけます。同じようにイベントノードを用意してください。
【terminal】パレットから【シナリオクリア】コンテントを選びます。そして同じように貼り付け。
↓↓ こうなりますね。
これは何をしたかというと、【坑道1】で戻るをクリックするとゲームが終了して宿へ戻るという意味です。
また後々説明しますから、ここは私がやったのと同じような操作をしてくださいね。
これで【坑道1】のエリアが完成しました。
次はエリア【坑道2】を作ります。さて、ここでまたコピーと貼り付けを利用してみましょう。
まず、さっき作った【坑道1】の【奥へ】のメニューイベントノードを選択します。
カーソルの位置に注意してください。右側じゃないですよ。左側のカードの下にあるイベントノード部分ですよ。
そうしたらパレットの横にある4つのツールから【コピー】をクリックします。
これでコピーができました。いまコンピューターが記憶している状態です。
この状態で何もできていない【坑道2】を開き、カード【奥へ】を選択し
右クリックします。項目が出ますね。ここで【貼り付け】
一連の操作で見事【奥へ】に同じイベントノードが貼り付けられました。やった!
さて、このままでは【エリア移動】で【坑道2】から【坑道2】へ移動してしまいます。コピーしただけですからね。
そこでエリア移動を【坑道3】に設定します。
これは画像で説明しなくても良かったかもしれませんね。
さあ、これで「エリアを移動するイベント」と「イベントノードを複製する」ことを学びました。
これらを生かしてまだ何も作っていない
【坑道2】の【戻る】メニューカードに【坑道1】へ移動するイベントを作ってみてください。
できましたか? これで【坑道2】は完成です!
同様の方法で【坑道3】と【坑道4】をイベントでつなげてみてください。
3を奥へ行くと4。3を戻ると2へ。4を戻ると3です。
お疲れさまでした。さてレッスンは「遊んでみよう」へ続きます。
まだ完成していません。次は重要ですから読み進めることを推奨します。
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