Lesson5 バトルを作ってみよう
キャストカードの作り方は分かりますか?
ここでは煩雑なのでキャストカードを作るレッスンはしません。
代わりに他のシナリオからキャストカードを借用する方法を書いておきます。
groupASK製作の「モンスター図鑑」というシナリオがあります。
これは「サンプルダンジョン」というシナリオに入っています。
エディターつきのカードワースフルパックをダウンロードした方ならご存知ですよね。
ここから【コボルト】のキャストカードを借りてこようという狙いです。
注意
カードのインポートは、基本的にgroupASKが作ったものをインポートしましょう。他の作者が作ったものは著作権関係が複雑になっていて、公開するときに大変な問題になります。カードワースにはインポートOKのリソースシナリオというものも製作者向けに公開されています。こちらからは積極的にインポートして構いませんが、ReadMeをよく読んで権利関係を把握しておきましょう。筆者は自分で作ったカードを他のシナリオでも使いたいときにインポートを利用しています。
【キャストカードを用意しよう(インポート)】
では実際にインポートしてみましょう。カードウィンドウを開いてください。
下図の赤い○にあるフォルダのアイコンがインポートです。
カードウィンドウを見失った場合はここをクリックしてみましょう。
それでは先ほど説明したインポートをクリックしてください。
↓↓こうなっていますね。
左から【フォルダの名前】、【シナリオの名前】、【インポートするカードの種類】となっています。
サンプルダンジョンのフォルダを選び(私のシナリオフォルダが見えますが気にしないでね)・・・
モンスター図鑑を選びます(中央のダイアログ)。カードの種類はキャストですから、このままでOKですね。
左側にカード一覧が、右側にカードのビジュアル説明が出てきます。
コボルトはすぐに見つかります。見つけたら、【追加】ボタンを押しましょう。
ついでですから【コボルトリーダー】も入れておきましょうか。
このようにキャストが揃いました。簡単ですね!
【バトルを作ろう】
これからこのキャストが敵として出現するバトルを作ろうと思います。
作るバトルは2つ。一つはランダムエンカウント用で、もう一つはボス戦です。
では、データウィンドウを開いてください。
【エリアの作成】のとなりに剣のマークがありますね。これが【バトルの作成】です。
クリックしてバトルを作成します。名前は【エンカウント】としましょう。
作りました。ここまではエリアと一緒です。
下図はダブルクリックして開いたところです。エリアと似ていますね。
エリアでは背景の設定がありましたが、バトルであるのはBGMの選択です。
オート⇔カスタム設定がありますね。今度は間違えないように【カスタム】に設定しておきましょう。
(図はオートのままだけど気にしないでね)
BGMはいつもの「DefBattle.mid」でいいでしょう。【デフォルト】→【DefBattle.mid】と選択していきます。
では先ほど用意したキャストカードを並べてみましょう。
バトルを開いたまま、カードウィンドウを出します。
【コボルト】のカードをドラッグしてバトルのウィンドウへドロップします。
こんな感じ↓
3体くらい並べておきましょうか。
ここでカードをダブルクリックしてみてください。このようなウィンドウになっています。
【逃走をする】にチェックを入れました。こうしておくとエネミーに逃走カードが配布されて逃げ出すものが出てきます。
3つのコボルトカードの設定を終えたら、これでランダムエンカウントの設定は終わりです。
では今度はボス戦を作ります。
同じようにバトル【ボス】を作って、こんな感じでカードを配置してみてください。適当でいいですよ。
カードが重なっていますね。左上の△マークを押すと任意のカードの重なりを変化させられます。
これはエリアカードでも同じなので覚えておいて下さい。
修正したところです。コボルトリーダーの前にコボルトがいるように見えます。
ボスには逃走をする設定をしないで下さいね。もちろん逃走させてもいいのですが、演出上。
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これでバトルの設定は終わりです。次は「イベントを作る」です。
これは一番難しいところですから、一緒に作っていきましょう。お付き合い下さい。
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